初級

【初級】『投資信託 』 |  インデックスファンドとアクティブファンド…?

投資信託は、初心者から上級者まで幅広い投資家に向けて提供される、資産を運用する手段のひとつです。

この記事では、投資信託の基本的な性質や選び方について解説し、具体的な選択肢としてのインデックスファンドとアクティブファンドに焦点を当ててみましょう。

投資信託の基本的な性質 &メリット

投資信託とは ー 複数の投資家(みなさん)が資金を出し合い、ファンドマネージャー(専門家)がそれを運用する仕組みで、少額から幅広い資産クラスに分散投資できるメリットがあります。基本的に、利益は”複利”です投資信託のメリットは以下の通りです。

  • 分散投資:資金を異なる資産に分散することで、リスクを分散させることができます。
  • 専門知識を活用:ファンドマネージャーがプロの知識を持って運用してくれるため、初心者でも安心して投資できます。
  • 少額から始められる:初心者でも低い金額から投資を始めることができます。

《投資信託の運用イメージ》

複利については↓

【初級】『複利と単利』 | 複利の恐ろしさとは…?

投資信託のリスク &注意点

投資信託には以下のようなリスクが存在します。

  • 市場リスク:資産価格の変動により投資額が減少する可能性があります。
  • 信用リスク:ファンドマネージャーが選んだ資産の価値が下落するリスクがあります。
  • 手数料リスク:投資信託には運用や管理のための手数料がかかるため、収益に影響を及ぼすことがあります。

株式投資と大きく異なるのが、手数料のリスクです。

投資信託は、株式投資に比べ運用しやすい一方、運用手数料(信託報酬)がかかります。投資額の数%が利益となる投資の世界で、手数料1%の差は大きな利益差をもたらします。

投資信託を選ぶPoint

投資信託を選ぶ際に考慮すべきポイントは次の通りです。

  • 運用成績:過去の運用成績を確認して、ファンドの実績を把握しましょう。
  • コスト:ファンドの運用コスト(手数料)を比較して、コスト効率の良い選択肢を見つけましょう。(前章の”注意点”参照)
  • 投資方針:インデックスファンドとアクティブファンドの違いを理解し、自身の投資方針に合ったファンドを選部ことが大切です。次項目で詳細に解説しております。

”インデックスファンド”と”アクティブファンドの違い

投資信託の中には大きく二つ「”インデックスファンド”と”アクティブファンド”」というものが存在します。

インデックスファンド:特定の市場指数(例:日経平均株価やS&P500など)を再現することを目指すファンドです。運用コストが低く、市場全体の動向に連動する特徴があります。

日経平均株価に連動するインデックスファンドに投資した場合は、日本の企業全体に投資をしているイメージです。長期的、安定的に運用したい方に一層おすすめの投資法です。

より詳しくは↓

【初級】『インデックスファンド』とは? | 特徴と代表的な銘柄

アクティブファンド:ファンドマネージャー(専門家)が選んだ銘柄を積極的に運用するファンドです。選りすぐった銘柄を組み込むことでアウトパフォーム(日経平均株価やS&P500など運用目標とする指標を上回ること)を目指します。

 →インデックスファンドより運用手数料がかかる一方、市場指数を上回る可能性を秘めています。

まとめ

投資信託は、初心者から上級者まで幅広い投資家に向けて提供される資産運用手段です。

基本的な性質や選び方、インデックスファンドとアクティブファンドの違いなどを理解し、投資スタイルに合った選択肢を見極めることが大切です!